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Factory

​枚方工場

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​大田工場

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工場の職人たちは、培ってきた経験と日々繰り返されるもづくりの『当たり前』によって、「着心地の良さ」を型紙から裁断・縫製・プレス仕上げに至る全工程で追求し続けています。

​型紙作成~裁断

縫製

第一に型紙づくりにおいては縫い合わされる曲線と曲線を違えることにより縫い合わさったときに胸の高さや、体の丸み、袖の可動域を助けるようにあらかじめ設計された型紙が用いられ、さらに​オーダーについては、お客様からいただいたデーターから、お客様の体型的な特質も加味されお一人お一人の型紙が作成されます。その型紙をマーキングしてCAM(自動裁断機)での裁断もくしは柄合わせの必要な生地や特殊な生地では熟練のカッターが手裁断し縫製工場へと送られます。
​縫い合わされる長さを違えることによって、長い方にはゆとりや高さが生まれる「いせ込み」型紙と毛芯据え、肩縫い、パットつけ、ネックしつけなど多くの縫製工程により実現できる「前肩縫製」縫製工程が最初から最後までつながって完成品である服の着心地の良さが生まれます。
​本縫いミシンの前にあるしつけミシン工程では仮縫いの役割だけでなく、長さの違うものを縫い合わせる「いせ込み」のときにも、シワにならないように試し縫いして、本縫い前になじませる意味があります。
​工程途中に点在するアイロンと中間プレス機は、芯据えで癖づけたもの、「いせ込み」で高さをつけたものが最後の縫い上がりまで消えてしまわないように留めてしまう意味合いがあり、これらしつけミシンや中間プレス機は、紳士服縫製ならではの機械といえます。
​縫いあがった服は、アームホール、裾など動きのある個所の裏地が、適度な遊びを持たせて手作業でまつりつけられ、ボタン付け後、縫いあがり検査をパスすると、プレス工程へと向かいます。。

プレス

出来上がった服を生かすも殺すも、着やすいものにするのも、そうでないものになってしまうのも、プレス次第である。単に縫製中にできた生地のしわを伸ばすだけでなく、人体の運動原則を理解して、その可動性がいかにすればスームスになるかをプレスで実現していくことが求められ、さらに軸を綺麗に押さえ胸の高さを出しラペルがロールする丸みを演出するという最後のお化粧を行い服は最終検査へと向かう。最終検査で細かなオーダーと仕上がり具合との検査が行われパスしたものが、検針器にかけられ出荷の途に就きます。
着心地の良い服は、型紙・裁断・縫製・プレス・検査どこが欠けてもなしえない、まさに共同作業であり、自社工場の存在意義がここにあると考えます。
先達たちが研究して苦労して培った技術を継承し、かつ時流に合致したオーダーの縫製工場として進化しています。
​お客様に納得いただけるものつくり、「本気を仕立てる」をかたちにすべく、着用される人が様々なシーンで本気になるような服を仕立てることを追い求めています。
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