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SHIMANEODA Factory 島根 大田工場のご案内
TEL:0854-82-8207/FAX:0854-82-3605
縫製作業を一手に担う、島根県大田市にある大田ソーイング株式会社。
国内工場として付加価値の高い縫製技術を駆使して着心地のいいスーツに仕立てています。

Process.01
生地の裁断

枚方から送られてきた裁断物に縫製するための目印をつけます。

ポケット袋生地や接着芯の裁断作業。

枚方で裁断した生地に補強の芯を張り付けます。
Process.02
部品作り

お台場付きや名刺ポケットなどのオーダーに対応。

袖部分の本開き・開き見せ・釦数などに対応。

背中心の縫い合わせ、背裏の仕様バリエーションも多く対応。
Process.03
組立
前身作り
脇ポケットのデザインにある、フラップ付き・片玉縁(タマブチ)・チェンジポケット付きなど様々な脇ポケットの仕様や胸ポケット等、スーツの顔になる部分がこの前身作り工程で作られます。


芯据え・ハ刺し
上衣フロントの胸の高さを作り、ラペル(襟の折り返し部分)のロール感を出す、上衣の核心の部分がこの「芯据え・ハ刺し」です。後の工程で問題が発生した場合には、この「芯据え工程」に立ち返っての解決が求められる、目立たないが大切な工程です。


中間プレス
中間プレスにより芯据えした表生地と毛芯を一体化させる工程。


前返し
中間プレス後、再び型紙を入れなおした前身頃と部品工程で作られた見返しが縫い合わさり、裏返されて上衣の前側を作り上げる工程です。その後、脇入れなどの工程を経て、袖と衿のないベストの様な形状の身頃が出来上がります。


袖付け・衿付け
これらどちらの作業工程も服の着心地には欠かせない工程です。袖付け作業は熟練の技術者により「イセ」の入った着心地の良い袖になり、衿付けでは、カラークロス(不織布)を用いて衿の裏側を処理することで衿が首や肩に添うように仕上げていきます。



ピックステッチ
上衣のフロント部分の衿回り、また時には背中心や外袖にほどこされるデザインステッチ。毛芯と表地を留める効果もありデザイン性と実用性を兼ね備えた縫い目がこのステッチとなります。


Process.04
まとめ(手まつり)
「まとめ(手まつり)」はアームホールや時には肩線や衿に対して裏地を完全手作業でまつり付ける作業です。
力がかかったり動きのある部分を「あそび」を持たせながら裏地を縫い合わせる事で着心地はもちろん、可動域を確保する為に手作業にこだわっています。

Process.05
仕様確認・サイズ検査
縫製上り、まとめ上りにお客様の指図データと出来上った製品に齟齬がないかを確認。
仕様・サイズ確認と品質上の合否を判断する工程となり、検査を担当する「熟練の目」が井上清株式会社の品質グレードといっても過言ではありません。

枚方工場にて最終工程へ

